TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体)
TFCCは手首の小指側に存在し、2つの骨(橈骨と尺骨)の間を結んでいる、軟骨や靭帯、腱などの軟部組織による、ネットワーク構造の事を言います。手首の小指側の安定性・支持性・動くときの緩衝材の役割をしています。手首小指側のTFCCに、圧迫のようなストレスが加わることで、炎症や痛みが起こります。ドアノブを回すように手首を捻ったり、手首を小指側に曲げたとき痛みが出ます。痛みの原因の多くは、手首の捻挫や使い過ぎ、怪我による損傷で、関節周辺に強い衝撃や過剰な負荷の繰り返し 、野球やテニスなどのオーバーワークやフォームの悪さ、また転倒や作業中の外傷による靭帯損傷や手関節の酷使、加齢による変化、骨格的な形態の異常、尺骨突き上げ症候群(生まれつき尺骨が橈骨より長い・骨折などの影響で尺骨が長い)など、橈骨と尺骨がぶつかり合い軟部組織に炎症が起こりTFCCに症状が現れます。当院では全身の軸バランスを整え負担を軽減していきます。
*問診後、場合によっては画像診断後、整形外科の先生の判断と全身の軸バランスを整え施術を行います。
早めの対応が後遺症のリスクを軽減
この様な症状でお悩みの方
✅手を着くと手首が痛い
✅ドアノブを回したり、雑巾を絞る動きで痛い
✅身に覚えがないけど手首が痛い
✅手の甲を反ると手首が痛い
✅TFCC損傷と言われた
症状を放っておくと
時間が経てば症状が悪化し、治癒までに時間がかかります。痛みが長い場合、骨折の疑いも有り、画像診断が必要な場合も多く、 初期の段階で適切な施術と判断を受けることが、症状の悪化を防ぐ重要な鍵となります。